作品のデータ
| 作品名 | ソレイライ feat. MONKEY MAJIK |
|---|---|
| アーティスト | GAGLE |
| リリース日 | 2010/07/07 |
| レーベル | Knife Edge / PONY CANYON |
レビュー
GAGLEがMONKEY MAJIKを迎えた「ソレイライ」。2010年7月発売のミックスCD『SOREIZEN 〜mixed by DJ Mu-R〜』のリード曲で、冒頭を飾る新曲として収められた。GAGLEのコラボ曲やリミックスを集めた作品に、同じ仙台を拠点とするロック・バンドとの共演が加わっている。曲は同年6月に着うたで先行配信され、12月にはDJ ISSOのミックスCD『Best of JAPANESE HIPHOP Hits 2010』にも選ばれた。
ジャジーなヒップホップのGAGLEと、親しみやすいメロディーを聴かせるMONKEY MAJIK。音楽性の異なる両者が、どんな曲を生み出すのかと思えば、期待を上回る素晴らしい出来。相手に無理に合わせた印象がなく、それぞれの個性が自然に溶け合っている。
とりわけ心地よいのが、エフェクトのかかったMONKEY MAJIKの歌声。柔らかく幻想的な響きが、曲に浮遊感を与えている。歌を前に出すだけでなく、声そのものがサウンドの一部となってビートになじむところがいい。一方、HUNGERのリズミカルなラップは、曲のヒップホップとしての輪郭を保つ。伸びやかなメロディーと歯切れのよい言葉の運びが互いを引き立て、ラップと歌を交互に聴かせるだけでは生まれない一体感がある。
GAGLEが持つジャズやソウルに通じるメロウな感覚は、MONKEY MAJIKのポップな歌とも相性がよい。ヒップホップの質感を残しながら、歌声が曲を開放的に広げていく。その余韻には「雪ノ革命」や「屍を越えて」に通じる叙情性もある。意外な共演という面白さを越え、それらに並ぶGAGLEの名曲と呼びたい1曲。
収録曲
- ソレイライ feat. MONKEY MAJIK