作品のデータ
| 作品名 | Grateful Days |
|---|---|
| アーティスト | Dragon Ash featuring Aco, Zeebra |
| リリース日 | 1999/05/01 |
| レーベル | VICTOR ENTERTAINMENT / VICL-35057 |
レビュー
Dragon Ashが1999年5月に発表したシングル「Grateful Days」。シンガーソングライターのACOとラッパーのZEEBRAを迎え、Kjが敬愛する2人と組んだ1曲。オリコン週間シングルランキングで1位を獲得し、バンド最大のヒットとなった。日本語ラップが広い層に届く突破口を開いた、歴史に残る作品。
ZEEBRAによる俺は東京生まれHIP HOP育ち
は、曲を象徴する名パンチラインとして広く知られるようになった。Kjのスムースなラップと、ZEEBRAの力強いラップを、一つの曲で楽しめることも魅力。ロックバンドの曲にラッパーが参加するだけでは終わらず、それぞれの存在感が前に出ている。
そこへ親しみやすさを加えるのが、ACOの歌声。柔らかさのなかに芯の強さを感じさせる歌声が、2人のラップを包み込む。メロディアスなサビと叙情的なコード進行には、心地よさと切なさが同居する。ラップのリズムと言葉の響きがメロディーに溶け込み、ヒップホップになじみのないリスナーにも届く心地よいサウンドを生み出した。
オルタナティブ・ロックを出発点としたDragon Ashは、DJ BOTSを迎え、1999年3月の「Let yourself go, Let myself go」などでヒップホップへの接近を強めていた。その歩みが大きく実を結んだのが本作。ラップと歌のどちらかを脇役にせず、両方を曲の魅力へとつなげている。この曲をきっかけに日本語ラップへ興味を持ったリスナーも多かったはず。日本語ラップの大衆化に大きく貢献した不朽の名作。
収録曲
- Grateful Days
- Grateful Days (Remix)
- Grateful Days (Unplugged Mix)
クレジット
- PRODUCED by Dragon Ash
- WORDS and MUSIC WRITTEN by ACO, ZEEBRA and KENJI FURUYA
- BACKING VOCALS : ASATO, MEGUMI YAMAGUCHI
- PROGRAMMING : MASAHITO TOBISAWA
- GUITAR and BASS SOUND CO-ORDINATION : AKIRA OMACHI, TAKASHI KOTANI (SOUND CREW)
- RECORDED & MIXED by MASAHITO TOBISAWA
- RECORDED at INNIG RECORDING HOSTELRY, SOUND CITY, ON AIR AZABU, WEST SIDE STUDIO
- MASTERED by SHIGEO MIYAMOTO at VICTOR STUDIO